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水泳・渡辺一平の経歴!世界新記録樹立した日本の19歳の素顔とは?

日本の19歳早稲田大学2年の渡辺一平が200m平泳ぎで競泳東京都選手権で世界新記録を樹立しました。東京オリンピックで金メダル最有力に躍り出た渡辺選手に迫りました。

 

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渡辺一平の経歴

1997年3月18日に大分県津久見市に生まれます。津久見市は大分の中でも田舎でしたが、渡辺選手は津久見市内で頭角を現し、中学2年でJOCジュニアオリンピックカップに出場します。このころは目立った選手ではありませんでした。


2012年、大分県立佐伯鶴城高等学校進学後、タイムを急激にのばし、高校3年のJOCジュニアオリンピックカップ春季では100m・200m平泳ぎの二冠を達成します。このころから北島康介の後継者として期待されます。

時を同じくして、鹿児島県志布志高校の山口観弘が平泳ぎ200mで世界記録を樹立という驚異的な偉業を打ち立てます。その後山口観弘は記録をのばすことができずリオ五輪にも選ばれず北島康介の後が育たない現状が続いていました。

2014年のユースオリンピックに高校2年で日本代表に選出され、男子200m平泳ぎで優勝して金メダルを獲得します。北島選手と同様、後半ののびで一気に加速し、後半の驚異的なタイムをたたきだします。

すごいなあ

大学進学後のリオオリンピック

2015年に水泳の強豪校、早稲田大学へ入学します。2015年はなんとユニバーシアードを逃すほど不調の時期もありました。

2016年に調子をのとりもどすと、リオ五輪に選ばれます。このときは、期待の選手ではなく小関選手が渡辺選手を上回る日本平泳ぎのエースとされていました。しかしながらリオ本番の準決勝では好タイムでなんと、1位で決勝にあがりました。

決勝レースでは終盤失速し、5位という結果におわりくやしさがにじみでた表情をしていました。

同じ大学の水泳部である瀬戸大也や、坂井 聖人はメダルに輝き一層その悔しさがでていました。

世界記録樹立の秘訣は?

193センチ、76キロと日本人離れした体系にあります。これまでの日本人は、体は小さくとも無駄のない泳ぎで推進力をうまくいかしてタイムを縮めたきました。しかし、渡辺選手は粗削りながらも大きなフォームで記録を伸ばしていたのですが、最近はフォームもよくなり、蹴りがしっかり前につたわるようになっていました。

2分5秒台も十分に出る泳ぎです。

リオ五輪決勝の固かった泳ぎが国際大会ででなければ確実にメダルはとれるでしょう。外国人に対して体系で劣らない日本人というのは非常に魅力的です。

今後の活躍が楽しみです。